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標高430mの臥牛山頂上に建つ天守は、国の重要文化財で、現存天守を持つ山城としては最も高い所にあります。鎌倉時代、有漢郷(現高梁市有漢町)の地頭秋庭重信が大松山に城を築いたのを起源とし、1683(天和三)年に水谷勝宗によって3年がかりで修築され、今の天守の姿になりました。

この地は山陰と山陽を結び、東西の主要街道も交差する要地であるため、戦国時代は激しい争奪戦が絶えず、目まぐるしく城主交代が繰り返されています。登城坂の周囲は、高さ10m以上の巨大で切り立った岩壁がそびえ、昔日のつわものたちが舌を巻いた”難攻不落の名城”の面影をうかがい知ることができます。白い漆喰塗りの壁と黒い腰板のコントラスト、空の青に映える美しい天守。秋には大手門跡付近の木々が紅葉し、岩壁が燃えるような朱色に覆われる景色は圧巻です。

■駐車場:ふいご峠駐車場…14台、城見橋公園駐車場…110台

■入城料:大人300円・小中学生150円  団体割引あり

○4館共通券あり(備中松山城・頼久寺・武家屋敷館・郷土資料館)900円

住所:高梁市内山下1
電話番号:0866-22-1487
営業時間:開城期間:4月~9月 9:00~17:30  10月~3月 9:00~16:30
営業日:休城日:12月29日~1月3日